今週前半は夏休みをとっていて夜は少し時間があったので、久しぶりにこの時間に外を散歩してみました。 お盆休みのシーズンとはいっても、地元のオフィスなどをのぞいてみると、 もう十時を過ぎていたのですが、わりと普段通りに稼働している様子です。
駅周辺を歩いてみると、いつもの夜と変わらぬ感じで、 サラリーマンやOLさんがコンビニ等で買ったであろう弁当などを片手に帰宅していました。
暑さのせいもあるかもしれませんが、出勤している人が少ないこの時期に働くのはキツそうで、みんな疲れ切った様子です。
もちろん彼らの中には嫌々ながら今日働いているという人ばかりではなく、 この時期にあえて帰省せずに後にずらしてまとめて休みを取るつもりで、という人も多くいるのかもしれませんが、 人によっては、出身地に帰りたくても、会社の事情で帰省をあきらめて働くしかないという人もいそうです。しかもお盆は公休ではないので、この時期に働くからといって給料の加算もたぶんありません。
いつもどこかでだれかが動いてくれていてくれるからこそ、世の中のいろんなものが機能し続けるわけですが、 こういう姿を見ると、あらためて世の中は本当にだれかの頑張りや無理の上に成り立っているんだなと実感します。
こうして散歩をしながらあまり無理をせずとも生きられるのは、
すべて基盤を残してくれた祖父のおかげだったりします。
若い頃にほかの道もあると気づかせてもらえたのは本当に幸運でした。
働くことはダイレクトな社会参加になるので良いことではありますが、 それ1本で生きるとなると「本当は今〇〇したいのに」と思っていても、
属している組織の意向優先になり、我慢させられることが多くなります。
一方で投資を軸に生計を立てると、雇い主の顔色をうかがいながら生きる必要はありません。 ある程度そとで稼げるようになると、クビの脅しもあまり効力がありません。
休みたいとき・休まなければいけないときに休み、やらなければならないと思うときは思い切り時間を使ってやりこむ等、 自分主導で決めることができます。
取れる行動の選択の幅も大きく広がります。
投資ではなくビジネスを始めるとどうなりそうか
駅の近くでは、こんな光景も目にしました。
最近ガールズバーがオープンしたのか、お盆休みの平日夜遅くに帰宅するサラリーマン相手に呼び込みをしています。 お姉さんたちもですが、若いスタッフさんも出て総出で呼び込みをしているので、 働く代わりにビジネスを始めるというのも大変そうです。
よく「事業をやって私を雇ってよ」という話を受けたりもするのですが、人を雇うとその人への責任を負うことになります。リアルなビジネスの展開には、まだちょっと勇気が持てない部分があったりします。
ただ、人への責任はありながらも自分主導で色々決めることができるという点においては 「働く」一本で生きる道よりは、自由でやりがいもあって経験も積めるので、いいかもしれません。
いずれにしても、「働く」以外に目を向けることは重要なことです。