仙台で試してみた例ですが、風呂に追焚機能を付けると、部屋が選ばれる確率は上がるようです。今回は、ガス器具(給湯器)の交換タイミングや、仙台で費用を掛けずに風呂の追焚機能を追加できた例について触れたいと思います。
ガス器具の交換タイミング
まずガス器具の寿命なのですが、今までの費用発生の頻度からすると、大雑把に見て大体10年前後くらいです。早い時は7年で故障(基本的に壊れて使えなくなる)するとも聞きますので、交換のタイミングは、正確にはいつ来るかが分かりません。
7年ほど前には、千葉のアパートでは、わりと短い期間に数台も壊れるという、悪い偶然が重なることが起きました。
新品に交換すると費用はいくらかかるのか
ガス器具の新品への交換にかかる費用ですが、取り付け工事まで入れて、1台当たり約8万円くらい掛かります。
先程の千葉の事例では、数台も交換するのであれば、いっそのこと全ての部屋の分を交換してもらい、1台当たりの取り換え工事費を少しでも安くしてもらおうかと思い、8台分全ての工事をしてもらうこととなりました。各部屋分1万円分は値引きしてもらえたので、工事費は約56万円で済ませることができました。
追焚機能付きの給湯器の場合は、交換費用が倍以上するようです。
仙台で、ガス屋さんに風呂の追焚機能も付けてもらった事例:
このように、ガス器具の交換工事はいつ発生するのかは分からないため、冬の寒さが厳しい仙台のアパートについても、費用が発生しそうなタイミングがいつなのかと気になったので、管理会社さんにそのことを相談してみました。
すると、管理会社さんはすぐにガス会社さんに掛け合って、給湯器の新品への交換と風呂の追焚機能追加の工事を頼んでくれました。
後日、費用がいくら掛かりそうかを聞いてみると、驚いたことに「ガス会社さんが、給湯器の交換と風呂に追い炊き機能を付けてくれることになりました」と 費用が掛からない形で話をまとめてくれていました。
全ての部屋分の工事をしてくれているので、結構な金額のはずなのですが、ガス会社さんとしては、入居者さんが長期で自分たちのガスを使ってくれればそれで十分だそうで、幸運にも、こちら側は負担なしで風呂の機能を高めることができたという感じです。
仙台のアパートは、そこそこ築年数が経っているのですが、管理会社さんによると、この追焚機能追加によって、空室時の部屋の案内希望が少し増えたそうです。追焚機能のあるなしでは、お客さんの反応は変わるようです。
将来的な備え:
仙台の事例は、あまり考えつかなかった「解決方法」なので、今治などでもガス会社さんの協力が得られそうか、今後当たってみたいところです。もしかしたら難しい場合もあるので、少しガス器具交換の予算はとっておく必要があります。
手元に置いておくべき金額は所有する部屋数にもよりますが、少なくとも年に数台分の器具をすぐ交換できるくらいの予算は常に残しておいた方が良さそうです。