仙台に所有するアパートの管理会社さんはとても頼りになるので、普段遠くにいても安心です。
共同住宅を所有していると、戸建てと同じように、隣家とトラブルが起きることがありますが、今回は、先日仙台のアパートの管理会社さんが迅速に解決してくれた隣家との間のトラブル事例についてお話しします。
隣家から直接、度々入居者に文句が:
仙台でこのアパートを所有し始めてから約10年経過した頃でした。隣家から突然、①雪止めを設置して、敷地内に雪が落ちるのを防いでほしい、②目隠しを付けて、お宅のアパートの住人がこちらを覗き込めないようにしてほしい、といった要望が管理会社さん経由で入りました。この隣家の方ですが、ときおりアパートの住人に「ウチ側に面している窓を開けるな!」と怒鳴り込んできたりと、度々文句(窓は開けても、カーテンは閉め切ったままなので向こうを覗き込んだり等は一切無かったようですが)をつけに来て、入居者の方にはいつもケンカ腰だったようです。
雪についても、アパートから境界線までは、法律の規定通りスペースも明けていますし、隣家の庭にドサっと落ちるようなことは考えにくい部分もあります。東北とはいっても仙台は実はそれほど積雪量は多くなく、少し雪が積もっても、屋根にあるものは昼間に大体溶けて長くは残らないはずなのですが…。
とにかく入居者の方にはイヤな思いをさせて申し訳ないと思って急遽仙台へ向かい、管理会社さんに詳しく聞いてみると、どうやら隣家の方はひとりで住んでいるようで、最近引退されたのか、家で過ごす時間が多くなった分、周りの様子が気になり始めたようです。
隣家も隣家で、おそらくは届出せずに増築したであろうガレージ兼作業部屋らしき箇所(画面トップの写真の建物左側の見えにくい箇所です)が、アパート側に境界線すれすれの位置で迫っており、建物から隣家との境界線までは50cm以上スペースを保つようにとの法律に違反している状態でした。購入する前からの状態について、なぜ今頃になって色々要求を出してくるのか(なぜ前オーナーさんと話さなかったのか)と感じていたこともあり、こちらからは突き出た個所を指摘して上手く交渉できないかと考え、管理会社さんにも相談してみました。
管理会社さんは迅速に話をまとめてくれて、隣家の要求を飲む代わりにその増築部分を撤去させることになりました。負担額を試算してみると、双方ほぼ同額と出たため、そこで納得することにしました。
およそ1か月で諸々工事は終わり、こちらが全て対応した分、隣家の方もそれには応えてくれたようで、突き出ていた増築部分は、ほぼ同じ時期に撤去してくれました。少なくとも話の通じる相手でよかったと思うべきかもしれません。
株式会社青葉建商さんの八木山緑町本店(公式ページより)
こちらの管理会社さんには長年お世話になっていて、トラブルやその他突発的なことなどの解決はスムーズで入居者の方へのフォローも細やかで、とても頼りになります。毎回本当に感謝です。
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