遠隔地にアパートを持つと、自主管理で日々の様子を把握するには無理があります。そこで、安定的に経営していくためには、信頼できる管理会社さんの協力を得ることが欠かせません。
現在、今治のアパートについては、こちらの管理会社さんにトータルでお世話になっていています(写真中央)。町の中心部の金融機関が多く集まるエリアにオフィスを構え、地元に進出している多くの有名企業の社員さんたちの住まいの手配をお願いされていることからも、信頼度の高さがうかがえます。
賃貸経営において「管理」は重要
数年前までは、別の管理会社に管理をお願いしていたのですが、賃貸管理の機能が年々弱まっていき、修繕担当の方が、会社が預かる数百件すべての物件をたった一人で回る(おそらくは滞納金の集金等も含めて)、という危機的な状況にありました。入居者退去の知らせ等はそれほど遅くはなかったのですが、退去後のリフォーム手配や新たな入居者の募集などは、数か月ほど遅れることも多々あり、管理も行き届いてはいない様子でした。空室となった部屋からまた賃料が入るかどうかも怪しくなり、最終的には管理会社を変えざる得なくなりました。
前の管理会社の元役員さんは、在職中に最後まで今治のアパートのことを気に掛けてくれていて、別会社に転職した今でも懇意にしてくれています。管理会社の変更を考え始めたときには、すぐに新しい管理会社さんを紹介してくれて、その後、経営が再び軌道に乗ったのも、全てこの方のおかげです。ときどき町の経済状況や建物周辺の様子を知らせてくれるので、普段は遠く離れていても、今治の状況が分かります。本当に感謝です。
さて、今の新しい管理会社さんから提供して頂いているサービスの中に、「定期的な見回り(週一回の頻度)」があり、これは遠隔地に住むオーナーにはとても心強いシステムです。巡回時に入居者の方たちとも直接コミュニケーションを取っているため、単に建物の様子だけでなく、入居状況やニーズもよく把握してくれています。見回り時に合わせて清掃もお願いしているので、建物周辺はいつもキレイな状態です。
設備関連も確認したところ、夏場はこの貯水タンク周辺には、以前は毎年、茎の太い謎の植物が蔽い茂っていたものですが、管理をお願いしてから、毎年早めに除草処理などしてくれていて、この周辺が汚らしく見えたことはありません。 郵便受けの周りも、以前のように郵便物やチラシなどが長く放置されていることはなくなりました。
これだけやって頂いて、管理料は賃料の5%(定期の清掃代は別)とかなり良心的で、オーナーとしてはとても助かります。
将来的には、貯水タンク本体やモーターの交換、その他、外壁の塗りなおし(これが一番高く、前回は200万円以上掛ったような…)、少し剥がれ始めた個所の補修など、大きな出費が伴う修繕がいくつか発生しそうですが、この管理会社さんとであれば、上手く乗り切って経営を続けられる気がします。
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