デジタル通貨

アップルウォッチでビットコインの受け取りが可能に!?

LN対応「BlueWallet」の「Apple Watch」バージョンが遂にリリース!

2015年に発売されたアップルウォッチは進化を続けています。2019年5月5日には、Apple Watch向けにライトニングネットワーク(LN)に対応したBlueWalletがリリースされました。以前のBlueWalletはAndroidやiPhone、iPad向けに開発されていましたが、最新版はApple WatchでQRコードのやり取りからビットコインを受け取ることが可能になりました。この記事では、Apple Watch向けにリリースされたBlueWalletについて詳しく説明していきます。

BlueWalletがアップルウォッチ向けにリリース

ライトニングネットワークに対応したBlueWalletがリリースされたことで、多くの仮想通貨ユーザーやApple社サポーターから注目を集めています。アメリカApple社が発表した2018年の業績を基にしたアナリストの分析では、2018年時点でApple Watchの出荷個数は2400万個という結果になっています。そして、この勢いはとどまることなく、2019年には売上台数3300万個に達すると予想されているのです。BlueWalletは、2015年の発売から世界的な普及を見せるApple Watchに対応するためにリリースされました。

◎アップルウォッチでビットコインの取引が実現可能に

今回リリースされたBlueWalletの特徴は、QRコードを利用することで簡単にビットコインの受け取りができるようになったことです。アップルウォッチでアプリを開くとQRコードが表示されるので、送金者がスマートフォンを使ってコードをスキャンすれば簡単にビットコインを受け取ることができるという仕組みになっています。

◎BlueWalletとは?

BlueWalletは間接的にライトニングネットワークを使用したウォレットのことです。アップルウォッチからビットコインの受け取りを実現可能にしたBlueWalletですが、以前まではAndroidやiPhone、iPad向けに作られていました。今回リリースされたBlueWalletは新時代のアプリということで高機能を搭載していて、より迅速な送金が可能になり、手数料も安く済ませることができるようになりました。

◎ライトニングネットワーク(LN)とは?

ライトニングネットワークという言葉は、仮想通貨の投資を行っている人であれば1度は聞いたことがある用語ではないでしょうか。仮想通貨の投資をこれから検討している人にとっては、あまり馴染みのない言葉かもしれません。ライトニングネットワークはビットコインのブロックだけではなく、ブロック以外でも取引をすることが可能になる技術のことをいいます。簡単に言えば、指定されているネットワーク内に入っているユーザー同士であれば、誰とでも決済を行うことができるものです。

仮想通貨は以前まで、インターネット上で決済が成立することからスピードと確実性の部分で優れていました。しかし、徐々に多くの人が参加するようになり、大量のデータを抱えはじめてからは負担が増加し、精度が落ちはじめています。ライトニングネットワークはこのような問題を解決する方法の1つなのです。

◎ライトニングネットワークは仲介役(マイナー)がいなくても送金可能になる

ビットコインのシステム上、安全な送金をするためにトランザクションを承認する仲介役が必要になります。しかし、ライトニングネットワークに対応していると、指定されたネットワーク内に入っているユーザー同士であれば仲介役なしでの送金が可能になります。トランザクションを承認する仲介役がいなくても安全面で優れているのが、ライトニングネットワークの特徴の1つです。

◎ライトニングネットワークは少額決済も可能になる

ライトニングネットワークには少額決済を可能にするマイクロペイメントというシステムが搭載されています。マイクロペイメントとは、少額単位での支払いを可能にする送金システムのことで、1円以下の支払いにも対応しています。1円以下の商品を購入することは滅多にないでしょうが、動画視聴による1秒に0.1円といった支払いの際に活用することが可能です。しかし、現状の支払いにはクレジットカードが必須になり、手数料のほうが高くなってしまうので注意が必要です。文章を購入するときなどに文字数に応じて決済を行うことが可能になっているので、企業等で使われる可能性もあるでしょう。

◎ライトニングネットワークにはデメリットもある

メリットが多いライトニングネットワークですがデメリットもあるので押えておきましょう。ライトニングネットワークに対応していると、ネットワーク内に入っているユーザー同士であれば送金の際に仲介役(マイナー)を必要としないため、マイニング報酬が比例して落ちていくのではないかという予想がされています。これにより、マイニング報酬を得ている仲介役(マイナー)のモチベーションが低下してしまうと懸念されているのです。

◎BlueWalletはこれからも進化する

BlueWalletの開発者の1人、ヌノ・コエーリョ氏はライトニングネットワーク自体が開発されて間もないので、実験段階であると述べています。アップルウォッチがこれから先も予想通りに普及していけば、BlueWalletの機能も増えていくでしょう。

アップルウォッチでビットコインを獲得しよう!Apple Watch向けのライトニングネットワーク対応したBlueWalletは便利!

以前のBlueWalletも仮想通貨の投資を行うにあたって便利なアプリではありましたが、新たにアップルウォッチ向けにリリースされたことで新機能を搭載し、多くの人から注目を集めています。既に仮想通貨を行っている人やこれから投資を考えている人は、Apple Watch向けにリリースされたライトニングネットワーク対応のBlueWalletを利用してビットコインを受け取ってみましょう。

フェイスブック(Facebook)の仮想通貨「Libra」って何?前のページ

Suica(スイカ)カードに仮想通貨をチャージできるようになる!?メリットや影響は?次のページ

ピックアップ記事

  1. 【速報】アップル、待望の最新M3チップ搭載MacBook ProとiMacを発表…
  2. 【速報】Breaking down(ブレイキングダウン)はもう終わり?犯罪者や出…
  3. 毎日の支払いに!仮想通貨活用法4選
  4. 【速報】遂にiPhone 15とiPhone 15 Plusが発売開始。その魅力…
  5. iPhone15を購入する前に知っておきたいメリットとデメリットとは?

関連記事

  1. デジタル通貨

    株式会社Frenzy Capitalが主導するフレンジープロジェクト!誕生の背景と概要を徹底解説

    仮想通貨に興味を持っている人は、情報サイトやコラム記事などで「仮想通…

  2. デジタル通貨

    中国による「公的」な仮想通貨「デジタル人民元」について解説

    電子書籍や電子カルテ、電子印鑑などインターネット技術が発展した情報化…

  3. デジタル通貨

    Harmony (ハーモニー)はどんな暗号資産?特徴を詳しく解説

    2017年に大幅な値上がりによって注目を集めた暗号資産(仮想通貨)で…

  4. デジタル通貨

    遊べば遊ぶほどお金が儲かる?仮想通貨の仕組みを利用した新しいゲーム「ブロックチェーンゲーム」

    これまでゲームでお金を稼ぐというのは、eスポーツの大会に出るような一…

  5. デジタル通貨

    セキュリティの堅い暗号通貨取引所のLiquid by Quoine

    ここでは、Liquid by Quoine(リキッド)の特徴をご紹介…

  6. デジタル通貨

    暗号資産フォーラム「BitcoinTalk」

    BitcoinTalkは情報収集に役立つ:暗号資産(仮想通貨…

暗号資産(仮想通貨)レート

JPY
USD
EUR
bitcoinBitcoin (BTC)
¥12.086.451,01
ethereumEthereum (ETH)
¥227.856,50
litecoinLitecoin (LTC)
¥10.704,47
xrpXRP (XRP)
¥294,74
bitcoinBitcoin (BTC)
$ 84,908.75
ethereumEthereum (ETH)
$ 1,600.72
litecoinLitecoin (LTC)
$ 75.20
xrpXRP (XRP)
$ 2.07
bitcoinBitcoin (BTC)
74,642.38
ethereumEthereum (ETH)
1,407.18
litecoinLitecoin (LTC)
66.11
xrpXRP (XRP)
1.82

SSL

スポンサー




アーカイブ

Twitter

https://x.com/MiscblogNet

  1. マネー&ライフ

    犬猫の殺処分ゼロに?ある会社の取り組みに注目!
  2. 趣味&エンタメ

    commander.Gのこの夏イチオシ作品
  3. マネー&ライフ

    給料で右肩上がりを前提にはできない
  4. マネー&ライフ

    給料の理想と現実
  5. マネー&ライフ

    ムダだけど、経済には必要
PAGE TOP